<黒谷和紙ともみじ祭>綾部市・その2

こちらが紙漉場。
紙漉と言えばこの工程が思い浮かぶけど、
ホントにココにたどり着くまでに
もう、大変でなが〜〜〜い道のりがある。

でも、やっぱりこの漉いている時の
何とも言えない静かでリズミカルな心地よさ。
(まだ1度しか体験してませんが・・)
できあがった時の紙を見るときのドキドキ。
それを思うと大変な道のりも越えられる。







手前が随分もりあがってるなぁ。。
阿波では「手前の部分が厚くなってるからだよ」
っていわれた。そうだったのかな?
もっと自分でも経験を積みたい。






川沿いに再び移動。
紙干し場に行く途中、突然貴重な案内が。
特別に青皮を剥ぐ削皮作業をちょうどやっている
というオウチでされてるおばちゃんの所へ
見学に行かせてもらった。


シュッシュッシュ〜〜っと慣れた手つきで
皮を剥いでいきます。おばちゃんスゴイ!
これは和歌山の楮、黒谷での紙漉と相性が
良いそうです。そうなんだ〜

蒸した枝をグリッとねじって
ガバッと黒皮を剥いで、後は川でジャバジャバ
足で踏んでいると大方、黒皮がとれて
一つ上の写真のようになるそうだ。

しかし何より感心したのはこの紙漉部屋の
コンパクトさ。大きな漉き舟と、大きな絞り台が
ピッタリ収まる広さ。
ここで乾かすまでの工程ができる。
やっぱり日本はコンパクト文化。
やっぱり鴨長明だよ=!
と、なぜかこんなとこで妙に繋がりを感じた。

これが皮を剥ぐ包丁。

できた白皮を干して保存します。

黒谷で一番日当たりの良い斜面。
かつてはココにたくさんの干し板がならんだそう。
景色は変わる。

お天気の良かったこの日は気持ちよさげに
紙が次々と干されていた。
この紙は造花として後で染めて使うという
注文の品。黒谷では受注生産ってゆってたな〜。

もう忘れてる・・・
えっと、まずシュロ(藁?)の刷毛で
ザッと貼り付けて、その後馬毛の刷毛で
丁寧に貼り付け、お天気の良い日などは
剥がれないように念のため、椿の葉の
ツルツル面でスッスッスーと四辺を
押さえつける。

紙の厚さやお天気の状況などで
使う道具も組合せもやり方も変わる。
経験するしかない。


ココにはずっと紙漉が続いていたお陰で、
昔からの道具が大事に使われ続けていて、
貴重な干し板もたくさんあった。

銀杏の一枚板。どうも間に何か挟んであるみたい。
できれば継ぎ目のない、年輪の出にくい
ヤニも渋も出ない一枚板が良い。
銀杏とか栃、あとは松が使われている。

年輪がみえているのが松。




長須にもこんな風景がちょぴっとできるかな。

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