電気代と神戸女学院・ゼミ生による「原発の本」

今さら、当たり前のように思うけど。
電気代500円を大幅に切った。
電気代をケチることがそもそもの
目的じゃない。

電気を手放して
「どんなけ楽しく快適に暮らせるか」
を知りたかった。

失ったモノは何もない。
手に入れたのは大切なモノばかり。
とにかく時間がかかる。
お湯湧かすのも、ごはん食べるのも、
暖を取るのもボタンを押す何十倍も
時間がかかる。
そのこと自体がお金を払っても手に
入れられない「豊かさ」の一つだと
わかった。

「普通の人はそんな生活できないよ」

そんなのはわかってる。
普通にお勤めしてたら、朝も晩も
時間ない。だから普通のお勤めも
できない、しない。
できることで稼いで、その稼ぎで
できる暮らしを考える。
いや、違うな〜
こんな暮らしがしたいから、じゃあ
どれだけの稼ぎが必要で、そのために
どんな仕事すればいいのか、今は考えてる。

先日あっという間に読み切った本。
原発に関して、やっぱり難しい
重たい本がなかなか読めなくて、
とにかく実践を進めてきたけど、
この本からいろんなこと勉強できた。

「原発」アレルギーの人もこの本から
はじめたらいいと思う。
もちろん、都会で暮らしてそれなりの
快適な暮らしで電気はいるし、原発や火力に
変わるエネルギーは早急に必要。
と同時に、できるだけ自分の近い地方で
生産される食・木材・その他のモノを
量産されて安いモノよりも、
使い捨てではなく繰り返し使えるモノを
豊かな気持ちをもって必要としてくれたら
人の分布もお金の分布もうまくいく。

そんなこの国の大半を占める「田舎」の
現状と暮らしを見つめてもらいながら、
エネルギー利用をはじめ、暮らしを一緒に
このゼミ生たちと話し合ってみたい。
長須で合宿できるといいな。


ゼミの石川康宏先生のこのページの文章を
読んで、吐き気がした。
腹黒すぎる。黒いなんてモンじゃない。
お金に呪われた可哀想な人人。
人は人やけど、この状況で、こんな仕組みで、
「今まで通りのお金に頼った快適な
 暮らしを続けたい」そう思える人はもう、
罪じゃないかとさえ考えてしまう。

ワタシの電気代500円以下生活が何らかの
繋がりに結びつくように・・