高校生からのてがみ

長須はちいさい集落だけど高校生もいる。
4月に豊岡の「お菓子まつり」へ
村岡高校生が美方大納言ゼリー販売出店
ということで、急遽スプーンの台紙を
手漉き紙で作らせてもらった。
>>「桜の花びら入りペーパー」

実はその食文化班に長須の子もいたようで
先日、お礼のてがみをいただいた。
なんだかジーンとくる。
どこまで紙漉が地域に染みこんでいってるのか
今後どうやっていくのか、不安なことも多くて、
わからないなりに突き進んでいるけど、
この長須の紙漉事業が数十年は彼女の記憶に
きっととどまってくれるだろうと思うと、
ホッとする。

ちかごろまたいつもの葛藤をしてる。
アレモコレモやりたい欲張り。
紙漉一筋になるんじゃなかったの?
でも暮らせば暮らすほど、やりたい事はふえ、
収集つかない。
紙漉一筋にやってない自分に「嫌」に
思う面もあるけど、紙漉もどれも続けていく。
「ワタシの生き方」まだまだ路頭に迷い中。

ただ「やってよかった」ということばかり。
成人式の写真集は来年を待ってくださる方が
すでにいるし、続けるよ。


手漉き紙の「Uturuうつる」しおり、
なかなかかわいいな。