レポート【山の部活はじめました】

とにかく、ずっとやりたかった山のこと・木のこと。
長須に移住して直ぐに、紙漉をはじめて一段と、里暮らしをすればするほど必然になった。
「やりたい」と望んでいれば、その機会は訪れる。

一人ではじめるにはこわごわだけど、2015年秋に朝来市に高知県から来られた中嶋建造さんの講座で知った「自伐型林業」。
2016年美方郡・香美町ではじまった「木の駅プロジェクト」とそこでの講習会。
これまた「ほしい」と望んでいたら、譲っていただいたマイチェーンソー。
柤岡の「けびの森」での間伐活動。
三重県の家具作家・油田さんから聞いた話や地域材を使った家具のこと。
山陰地方に属する香美町の近辺では、鳥取県・智頭町や岡山県・西粟倉村など林業で有名な地域もあって、「木」の情報をチラホラ耳にする。

アチコチ「木」に関することに囲まれて、紙の原料「楮こうぞ」のことで2015年から訪ねている高知県・黒潮町で2018年、自伐型林業をはじめたパートナーと知り合い、山のこと・木のことがギュンギュンと身近になって、現実味を帯びはじめた。

その彼と「isshii mountain」と名付けて、少しずつ活動を開始。
そして先日、念願の長須の山で間伐、【初!木の駅プロジェクトに出荷】を行った。


2016年、森林組合が行う木の駅プロジェクトに、地域おこし協力隊としてあかねちゃんが就任して「森のステーション美方」がはじまった。
森林組合のベテラン職員さんが丁寧に指導する講習会に何度か参加し、間伐の知識と技術を勉強。
講習を受けた人のみ出荷でき、チルホール・ワイヤーなど搬出に使う道具を格安で貸してもらえる。(メチャクチャ重たいんだけど・・)


講習で受けたことを思い出し思い出しながら、ゆっくりすすめる。



ワタシの場合、軽トラでの出荷ではないので「すりきり一杯」がわからず、切り出した木を一つ一つ体重計に乗せて計量。
愛車・ファンカーゴでどんなふうに搬出できるかの実感も兼ねている。
実際、量ってみると「この木でこんなけしか重さないのに、これでこんなに重いんかぁ〜」と、長さや太さを実感する。
搬出する合計は350kg、全部は愛車に詰めず、1/3ほど軽トラで運んでもらう。




出荷場所にはじめて名前が上がる。
うーーーん、少ない・・・でも貴重は350kg分。
まだまだ出荷したい!!
そんな思いで走り回る今日このごろ。
と、今日偶然見つけた明日から始まる「養父市・自伐型林業研修会」に勢い余って申し込む。
https://jibatsukyo.com/info/event/h30yabu-training
香美町でも進められるように、偵察&情報収集する。

また予定を増やしてしまった・・・
途中になっているコトども、もうしばらく待っててね。