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ずーーーーっと知りたかった、木の種類。
特に昨年の9月、雑木林に道をつけた際、いろんな広葉樹を伐倒した。「どの木もかつては役割があって、ただただ『薪』にするだけじゃもったいない!!」
との思いで、一段と知りたい欲増殖する。
そしてある日の生物多様性リーダー研修に、ひょっとして、と期待を込めて参加してみると、ジャーーーン!つながった。
その時、講師をされた高知大学元教授・石川先生を、大月町で自伐などをしている平井さんのところが「広葉樹学習会」としてお招きしてくださった。まってました!大月町と北隣の宿毛市の海の向こうは、九州・大分県。目の前だ、近い。
いつか九州にも上陸したい。
いままで【葉っぱで見分ける樹種】本などを片手に、実物と見比べていたけど、ちっともわからない…、ううーーん。
ところが、この日の学習会を受けて、結果、ずいぶんと本?葉っぱの見方がわかった。わかったというか、変わった感じだ。実際に、その学習会の後、去年入った雑木林にいって、本を広げいくつか木を確認してみた。
「この葉っぱは不分裂、そして互生だな。ふむ。で、全縁?いやいや少し鋸歯かぁ・・。で、この季節にワシャワシャ葉っぱが生えてるから常緑樹、っと。」
というような独り言を繰り広げ、種類を絞っていく。「おわ〜〜っ!写真と同じ(葉っぱ)!!」
こうなると、感動する。
そんなに難しいことじゃないんだけど、本に載ってないのもあるし、良く似てるのも山ほどある。まだまだ道のりは長いけど、[調べてわかる]ってこんなに楽しいんだな。
石川先生も最後におっしゃていたけど、始めは一人で本見て、っていうのは難しいけど、何回かこういうフィールドでやってみれば、わかってくるようになるよ、って。
自分で調べて、そう思えた。
早く次の学習会したい。
それまで自主学習。
石川先生、大月町のみなさん、ありがとうございました。
はじめの写真*?なんだっけ?モチノキ?
2枚めの写真*ハマヒサカキ:不分裂、互生、鋸歯、常緑
*これもウバメガシ、切られずに結構な年輪になってるよう。
ウバメガシは、備長炭の原料にされる。その際に、切った切り株から「ひこばえ」が生えてくると、一つの株から何本も幹が伸びる。
50年ほど前までココでも炭焼が行われており、炭窯跡があった。
7トンの原木から3.5トンの炭ができるのだそう。
ウバメガシは、備長炭の原料にされる。その際に、切った切り株から「ひこばえ」が生えてくると、一つの株から何本も幹が伸びる。
50年ほど前までココでも炭焼が行われており、炭窯跡があった。
7トンの原木から3.5トンの炭ができるのだそう。
*タイミンタチバナ:不分裂、互生、全縁、常緑
*ホルトノキ:不分裂、互生、鋸歯、常緑この公園にはもっと巨大なホルトノキもあった。
年中、チラホラ赤く紅葉した葉がついているので、目印になる。
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大月町からの帰り道、宿毛市に寄り道。
以前、須崎で見つけたチラシ「林邸」が気になっていた。
「宿毛まちのえき」として、屋敷内の見学やカフェ、トイレ、シャワールームなどもある。
改修設計は早稲田大学建築学科の教授によるもので、「きれい・快適・オシャレ」だけでなく、ワークショップなどによって市域住民の意見も集められ、設計されたそう。
明るく開放的な空間、落ち着く日本家屋の造りや畳、さまざまな木の使い方、紹介文の通り【歴史的価値を持ちながらも市民に親しまれる、住民活動の場】というのに共感する。
あら、柱をカメさんがよじ登ってる・・・
中土佐・須崎にひきつづき、大月・宿毛いいところ発見しました。
まだまだ発見したいところ山盛りコウチ!!