\ 山道づくり31日間[ 2020 秋 ] /




















年に一度の山道づくり一ヶ月、無事終了。
今回は短く150mの距離。ほぼ私一人でユンボを独占して作らせてもらった。
反省点は山盛りだけど、道だけ見れば合格点をあげられそう(自己採点で)。
3年目の道づくりで、今回は一番学びが多かったように思う。

高度をグングン上げていく時は、土がたっぷり出てくる。
それらをマメにまんべんなく後ろに引いていく。
ユンボを降りて、自分で歩いてみて確認する。
急すぎるところ、斜めになってるところ、土を引いてきて修正する。
土が積み重なってきて高さができてくると、道幅が狭くなる。
今回はなんとなくのイメージで上手くいったけど、土が出る量、仕上げの道の高さ・道幅から逆算する土台の幅など、ほんとに想像力が大事だなぁ〜

\今回の気付き・学び/
■ 自分で作った道を信用できるというか、作った急なカーブの坂道も怖くない・安心して通れるということが嬉しい。
■ 完璧を求めない、必要以上に丁寧にしない、無理にユンボでしない。
前々から思ってることだけど、今回もついつい夢中になってキレイにやろうとして、何ヶ所か立木に当ててしまった…。マサちゃん(相方さん・山主)ごめんなさい。
来年は絶対にやらないぞ!
■ その他、過去に作った道の補修や改良、水はけ対策なども行った。
後から修正するのはけっこう難しい。
水はけ場所も溝を作るのではなく、長く続く坂道の途中に水平な場所をつくって、流れてくる水の勢いを緩めたり、谷に流して緩和する。
水平な場所は林内作業車で集材する時にも、安全に作業できる場となる。


[ ぽっかりあいた空 と 根っこの世界 ]
私たちがつくっている山の作業道は、林内作業車が動くのを基準にしていて、道幅も狭く(ほぼ2m以下)、支障木も最低限かつできるだけ間伐対象になる木を伐採する。
道の頭上に、空がズバッと一直線に見えるような風景にはならない。
大きな道を作ると、風の通り道ができて育てる木々に良くない、ということもある。
しかしときには大きな木も切る。
支障木は細い木をイメージされがちだけど、残す木を育てるという意味で、枝をたくさん張り、周りの木の成長を妨げているような大きな木を取り除く、という選択もある。収入面でもアップにつながる。
今回の道づくりで、大きな杉を伐倒した。
幹も立派だけど、その分根っこも巨大。
抜根する時は、根っこの離れたところから徐々に土を掘っていく。
掘っても掘っても、動かない。手強い。
2mほどの深さに周辺を掘り進める。
3.5tのユンボで、どうにか抱えられるほどの根っこだ。かっこいい!
根っこは細く見えても、木と一緒。案外強くて、初めてユンボに乗ったとき、根っこでボディを凹ませた…
そんな根っこだけど、どうも美しい。すごく惹かれる。
土の中、根っこの世界ももっと知りたい。

[ 次の目標は、すばやく効率いい集材・搬出 ]
早速つくった道を通って、林内作業車で材を搬出。
2年前、はじめてのころは見様見真似で割とすばやく、山盛りに搭載して搬出していたのに、いつからか安全を気にしすぎて段取り悪く、集材・搬出に手間取るようになった。
集材はテトリスみたいなもの。
講師の聖さんは簡単そうにやっているように見えるんだけど。
飲み込み悪い私は、人一倍練習が必要。
ガッツリ積載して搬出、短時間で土場に材が増えてくると、山の仕事やってる感が湧いてくる。

[ タヌキの恩返し ]
そんな道づくり一ヶ月の間に、マサちゃんのワナ猟免許も活かそうと役場でオリを借りてきて、毎日米ぬかで餌付け。
毎回キレイにペロリと食べられている。
狙いはイノシシなんだけど…、どうも足跡もはっきりしないし。
そして!早速オリにお客さまが。
うーーん、憎めない顔つき、動作。
タヌキも一応害獣として、尻尾を提出すれば¥2,000になる。
でもな、食べもしない生き物を仕留めるのは、何か違う。嫌だ。
なので、¥2,000がピョコピョコと逃げていった。
しかも数日後、また別の子が入ってた。うーーん、警戒心ないなぁ・・・
タヌキの恩返しを楽しみにしていよう〜

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\ ふりかえり /
いつも講師の聖さんに言われている、「林業のための道づくり」だと。
木を傷めるくらいなら、やらないほうがまし。
その通り、わかってる。
道づくり楽しい。
いかに自分たちの目標収入に向けて材を出せるか。
経営+楽しみの道づくり、そのバランス。
材も大事、なおかつ歩きたくなるような、ボーッと滞在したくなるような山にもしたい。
来年も道づくり・整備たのしみだなーー◎

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